最近、当接骨院で深夜の緊急対応が増えているのが、5歳未満のお子様に多い「肘内障(ちゅうないしょう)」です。これは、お子様の肘関節が一時的に外れる「亜脱臼」のことで、関節が柔らかい幼児期に、保護者の方が手を持って引っ張るなどの些細な動作が原因で起こりやすいとされています。関節の脱臼や亜脱臼は、発生から6時間以内が「ゴールデンアワー」と呼ばれています。この時間を過ぎると、患部の腫れや内圧が高まり、元の位置に戻す(整復する)ことが困難になるだけでなく、強い痛みを伴うことがあります。最悪の場合、手術が必要となるケースも考えられます。お子様の肘内障は、早期の処置が非常に重要です。緊急の場合は深夜でも対応いたしますので、異変を感じたら、まずはお電話でご一報ください。
★肘内障を見極めるサイン…両手でキラキラ星ができないと肘が外れている可能性があります。