スポーツ障がい

スポーツ障がいとは

スポーツ障がいとは、特定のスポーツを繰り返すことで体の一部に過度な負担(オーバーユース)がかかり、骨折や炎症などを引き起こすケガの総称です。たとえ一度の負荷が小さくても、同じ部位に繰り返し力が加わることで発生し、慢性的な痛みが続くことが特徴です。これは成人だけでなく、成長期のお子様にも多く見られます。テニス肘、野球肘、シンスプリントのように、テニス、陸上、野球、ゴルフ、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど、さまざまなスポーツで発症リスクがあります。

スポーツ障がいを起こす原因

  • 足首など身体の関節が硬い
  • 柔軟体操が足りない
  • 運動不足
  • 身体への過度な負担(オーバーユース)

など

スポーツに精通したスペシャリスト

スポーツに精通したスペシャリスト

当接骨院は、代表自身がスポーツ経験者であるため、スポーツ障がいの施術には自信を持っています。特に、スポーツ外傷で特によくある足関節捻挫の施術は、ぜひ当接骨院におまかせください。的確な判断と施術で、早期回復をサポートいたします。

ストレッチ指導でケガをしない身体を目指す

ストレッチ指導でケガをしない身体を目指す

単なる施術に留まらず、再発防止のための筋力トレーニングやストレッチ指導にも力を入れ、患者様のパフォーマンス向上と安全なスポーツ継続を全力で支援いたします。

お子様に多いスポーツ障がい

肘内障(ちゅうないしょう)

肘内障(ちゅうないしょう)

最近、当接骨院で深夜の緊急対応が増えているのが、5歳未満のお子様に多い「肘内障(ちゅうないしょう)」です。これは、お子様の肘関節が一時的に外れる「亜脱臼」のことで、関節が柔らかい幼児期に、保護者の方が手を持って引っ張るなどの些細な動作が原因で起こりやすいとされています。関節の脱臼や亜脱臼は、発生から6時間以内が「ゴールデンアワー」と呼ばれています。この時間を過ぎると、患部の腫れや内圧が高まり、元の位置に戻す(整復する)ことが困難になるだけでなく、強い痛みを伴うことがあります。最悪の場合、手術が必要となるケースも考えられます。お子様の肘内障は、早期の処置が非常に重要です。緊急の場合は深夜でも対応いたしますので、異変を感じたら、まずはお電話でご一報ください。 ★肘内障を見極めるサイン…両手でキラキラ星ができないと肘が外れている可能性があります。

オスグット

オスグット

オスグットとは「膝の下の成長痛」のことです。 お子様の膝の成長痛低年齢化は、柔軟性不足と運動不足が主な原因と考えられます。現代の生活様式の変化により自然なストレッチ機会が減少し、かかとや膝の成長痛はほとんどが柔軟性不足に起因しています。当接骨院では、急に痛みが出るわけではないため、時間のある時にストレッチ指導やオスグットバンドなどのサポーターを用いた施術で状態緩和を目指します。成長痛の完治は成長終了まで難しいですが、ストレッチで予防と快適な期間をサポートします。

テニス肘

テニス肘

テニス肘は「上腕骨外側上顆炎」とも呼ばれ、肘の外側に痛みが出る疾患です。テニスなどで肘を酷使することで発症しやすいですが、日常生活や他のスポーツでも起こります。中年以降に多く、手首や指をよく使う動作の繰り返しで肘の腱に炎症が生じると考えられます。もし、手をパーにして中指を上げようとして痛みがあれば、早めに受診しましょう。

野球肘・ゴルフ肘

野球肘・ゴルフ肘

野球肘とゴルフ肘は、いずれも特定のスポーツ動作の繰り返しによって肘に痛みが生じるスポーツ障がいです。 野球肘は、投球動作による肘の内側、外側、または後方の痛みを指します。一方、ゴルフ肘は、ゴルフのスイング動作で肘の内側に痛みが生じるのが特徴です。もしスポーツ活動に支障が出るほどの痛みがある場合は、早めに専門的な施術を受けることをおすすめします。

野球肩

野球肩

野球肩は、ボールを投げる動作によって肩関節周辺に生じる痛みの総称で、「投球障がい肩」とも呼ばれます。野球だけでなく、他の球技でも発症することがあります。その原因の大半は、肩の使いすぎ(オーバーユース)です。 肩関節に過度な負担がかかることで、インナーマッスルの腱板や関節唇と呼ばれる軟骨に炎症や損傷が生じます。痛みの程度にかかわらず、早期の施術(安静または適切なリハビリ)が非常に重要です。

突き指

突き指

突き指は、指先に強い力が加わることで起こる指のケガの総称です。ボールが当たる、指をぶつけるといった日常やスポーツ中のできごとで起こりやすく、関節の痛み、腫れ、動かしにくさといった状態が現れます。意外と軽視されがちですが、実際には靭帯損傷であるケースが多く、放置すると回復が遅れたり、後遺症が残ったりする方も少なくありません。状態に応じて、適切な固定などの処置が必要となります。